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高知学園短期大学
幼児保育学科

人間形成の基礎を培う
乳幼児期の教育及び保育について学ぶ。

Department of Early Childhood Education and Care

乳幼児教育・保育の専門的知識、技術を学び、
幼稚園教諭(二種)、保育士を目指します。

取得可能な免許・資格

  • 短期大学士(幼児保育学)
  • 幼稚園教諭二種免許状
  • 保育士資格

    幼児保育学科が大切にしていること

    幼稚園教諭免許と保育士の資格は、子どもたちにとって 将来大切な教育を提供するために必要なものです。 幼児保育学科は、次のような特徴をもつ学科です。
    ●実践・実習が豊富な満足度の高いカリキュラム
    ●一人ひとりの学習や学校生活をサポート
    ●半世紀以上の伝統をもつ信頼の就職支援
    卒業生は、県内の幼稚園や保育園だけでなく、 福祉施設、学童保育などでも活躍しています。
    「最初に出会う先生」として、その第一歩を踏み出しましょう。
    皆さんのTRY!待っています。


    幼児保育学科の教育目的

    子どもたちの「生きる力の基礎」を育むために、豊かな人間性を身につけるとともに、情報を適切に収集し、選択・活用する能力、知識を有機的に結びつけ構造化する力、組織的・協同的に諸課題に取り組む力など、時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を生涯にわたって主体的に高めていくことのできる幼稚園教諭、保育士及び保育教諭を養成します。

CAREER DESIGN

幼児保育学科のキャリアデザイン

卒業と同時に幼稚園教諭二種免許状と保育士資格を取得。
より実践的で質の高い保育者の養成を目指した、本学独自のカリキュラムを編成しています。

 幼児保育学科では、専任教員を中心に、研究活動に裏づけられた内容を授業で取り上げています。そのため、確かな根拠と最新の理論を提供する講義が実践されています。さらに、そこで得られた知識や技能を活用する実践力を養う、学外実習の機会を多く取り入れています。
 また、本学と同じ敷地内に高知学園短期大学附属高知幼稚園があり、日常的に実践的な学習を行うことができます。これは実習の事前指導としての効果だけでなく、学習内容が真の理解に発展する絶好の機会となっています。こうした活動は、幼稚園と短期大学を擁する総合学園だからこそ実現できるのです。

予想される進路

  • 幼稚園
  • 保育所
  • 認定こども園
  • 福祉施設
  • 一般企業など
  • 進学

センパイの声
SENPAI MESSAGE

渡邊 果子
幼児保育学科2年

 私は、保育士として働く母の影響を受けて保育者を目指すようになりました。一人ひとりの子どもと真摯に向き合い、子どものための保育を考え実践している姿に憧れをもち、保育士資格や幼稚園教諭の免許を取得することのできるこの高知学園短期大学に入学することを決めました。
 学校生活において、保育に関する専門的な学習では難しい単語がなかなか覚えられなかったり、歌いながら上手にピアノが弾けなかったりと、まだまだ学びを深めていかなければならないことがたくさんあると実感しています。また、幼児保育学科では2年間で5回の実習が行われるため、とても忙しい日々を送っています。
 専門用語の理解や弾き歌いの練習、実際の保育現場での学習など、内容が難しく大変なこともたくさんあるため、入学時は不安でいっぱいでしたが、充実した学習環境や同じ目標をもつ友人の支えなどのおかげで、忙しい日々に奮闘しながらも少しずつ成長できているように思います。
 専門的な知識・技術を身につけることで、憧れの保育者像に少しでも近づくことができるよう、今後も日々の勉強に励みたいと思います。また、学校生活での様々な経験を通して1人の人間としても成長していきたいです。

CURRICULUM

特徴的なカリキュラム

  • 教育原理

    教育の目的や意義、方法、内容などについての、基本的原則や理論的基礎を学ぶ。

     教育原理の範囲は、教育の意味と我が国における教育の文化、教育の発展に関わってきた人物と理論、教育の歴史、日本や外国の教育の特徴、実践的な指導法や学習指導要領など、幅広いものがあります。さらに教育について多くの人々が考え、実践してきた教育の形を学ぶことにより、子どもをささえ、子どもの育ちを見守り、手助けをする保育者の役割が深く理解できるようになります。

  • 発達心理学Ⅰ・Ⅱ

    発達理論の理解を深め、子どもと触れあうことで、保育実践力を養う。

     保育の実践は、子どもを理解して初めて可能となります。発達心理学では、子どもの心の発達を理解し保育へ活用する視点と能力を養うため、常に最新の発達理論を学ぶとともに子どもと触れあいながら理解を深めていきます。
     中でも、附属高知幼稚園の協力を得て幼児を対象とした研究を行うことは、自ら学習して得た知識と実際に得られた分析結果とを結びつけて理解を深めていく効果があります。
     その結果、理論で用いられるデータを読み取る力が養われますので、就職後も最新の研究理論を活かした保育実践力の向上に役立っています。

  • 保育内容(健康)

    子どもたちの健康・遊び・安全についてグループワークで学び合う。

     子どもたちの心身の健康に関する領域「健康」では、基本的生活習慣・遊び・安全等のテーマに重点を置いて、保育者の指導・援助のポイントを実践的に学びます。
     運動遊びの模擬保育では、幼児期運動指針をふまえて、発達特性に応じた運動の在り方や保育者の関わり方をグループワークで理解します。
     また、安全の確保や事故への対応、乳幼児の一次救命処置の手順、災害時の行動など、子どもの命を預かる保育者の責務についても学びます。

MESSAGE

先生からのメッセージ

岸 康人
幼児保育学科 教授

「子どもの望ましい発達を期待し、子どものもつ潜在的な可能性に 働き掛け、その生涯にわたる人格の形成を図る」という崇高な使命

 人生で最初に会った先生を覚えていますか?一緒に楽しく絵を描いたり、歌を歌ったり、拙い声にも耳を傾けてくれる先生だったと思います。みなさんがこのような思い出を持てるのは、小さな子ども達を安全に楽しませるための技術や経験を持った保育園・幼稚園の先生がいたからに他なりません。

 このような経験は日々の研鑽により養われるものですが、一朝一夕では身につきません。短大で2年間勉強しても、まだまだ現場では不十分なことも多いはずです。

 本学では、教育・保育に関わる様々なことを学び、食や医療の専門分野の観点から知見を広げることで、科学的視点から問題を考えられる教育者・保育者を育成します。

 安全管理、ICTの導入、新しい制度への対応、多様化の要請、小学校との接続、乳幼児保育・教育を取り巻く環境は常に変化しています。このような変化の中でこそ、現象を観察し、分析をする科学的視点が重要となります。

 新しい問題に取り組み、解決へと導くための基礎的な考える力を身につけることで、教育者・保育者としての礎を築いてほしいと私たち教職員は願っています。

 本学での2年間の学修は、幼稚園教諭二種と保育士資格両方を取得するカリキュラムとなっているため、授業は忙しくなりますが、同じ志をもった多くの仲間に出会えます。実習では、子どもの笑顔に助けられることもあるでしょう。みなさんの研鑽の場は、授業や実習だけには留まりません。学内外での、読み聞かせや子どものためのイベントを通し、自らの技術を磨いて下さい。

 人生で最初に出会う先生としての責任を果たす人材を育て、卒業後数十年のキャリアを支えるため、私たち教職員も全力でサポートします。「平和の鐘」の音を聞きながら、一緒に2年間勉強しましょう。

関連リンク

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