社会ニーズの多様化、医療技術の進歩など、
医療をめぐる環境の変化の中で活躍できる看護師を養成します。
皆さん、看護のチカラの素晴らしさをご存知でしょうか。
看護職と聞くと、医師の治療の補助をする仕事だと思ったり、検査や処置の介助をする仕事だと考えたりする方もなかにはいると思います。もちろん、そのような仕事も治療が順調に進んでいくために看護職の担う大切な役割です。
しかし、看護職の役割はそれだけではありません。様々な健康状態にある対象者の身体状態や心理状態を、今までの生活史からひも解いてアセスメントし、これから先の人生についてどのように生きていきたいか、どのように生きていくことができるのかを一緒に考え、その方らしい生き方を援助することも看護職の大切な役割です。
対象者の大切にしてきたものや、今の暮らしについて、この先の希望などを知り、対象者をとりまく環境を理解して寄り添うチカラ、多職種と協働しながら対象者が自分の生き方をみつめて満足のいく生を全うすることができるよう援助していくチカラ、そんなチカラのある看護職を目指して、ともに学び一緒に成長していきましょう。