10月22日(土)、3年ぶりに天神祭を開催することができました。
新型コロナウィルス感染拡大防止対策を講じながら、参加者は本学の学生と教職員、保護者の皆様と規模を縮小し、3時間限定での学園祭となりました。
今年度の学園祭は、コロナ禍という状況下でも、学生生活の小さな思い出の一つとして何かできることはないかという思いから計画がスタートいたしました。その中で検討を重ね、本学がお世話になっている就労支援施設から仕入れた品物を中心に販売したり、学科紹介の展示等をすることになりました。
開会式
開会式は中庭で行われました。ハロウィンも間近ということで、ご挨拶をしてくださった学生部長もマスクの仮装で登場です。ギャラリーにもハロウィンの扮装をしている先生方の姿が見えました。
学園祭執行部を代表して、学園祭実行委員長が挨拶をしました。今年の学園祭、これよりスタートです。
1号館の様子
幼児保育学科1年A組はあさくら共同作業所様のコーヒーの販売をしました。おしゃれなカフェ風の入り口には、施設のお名前もしっかり入っています。
幼児保育学科1年B組はてくとこ会ラヴィエール様のクッキーやパウンドケーキ、マドレーヌ等の焼き菓子を販売しました。ここでもハロウィン風の看板がお出迎えしていました。
幼児保育学科2年A組は菓子工房レネー様のプリンやシフォンケーキ等の販売をしました。黒板の手書きイラストやポスターも力が入っていました。
幼児保育学科2年B組は日高わのわ会様の日高村トマトみそやトマトソース等の販売をしました。トマト推しの内装はとても目を引いていました。
保護者(後援会)の店はすずめ共同作業所様の柴田ケイコさん作の「かば井さん」グッズとすずめ燻製工房様のハム等の燻製品をメインに販売しました。
茶道部はお点前の披露と和菓子の販売をしました。着物を着て、優雅な手つきでお茶を点てる姿には日頃の練習の成果が表れていました。
学科を越えて結成された学生有志によるダンス披露もありました。4人のパワフルなダンスに自然と手拍子が生まれ、中庭は盛り上がりました。
5号館の様子
歯科衛生学科3年生は「歯科実習室をのぞいてみませんか」と名付けて、普段使用している実習室で行っている実習の様子を再現したり展示を行いました。
歯科衛生学科2年生は歯ブラシの販売と歯のアクセサリーの展示をしました。
歯磨き粉の説明もしっかりされていて、手に取りやすいよう工夫していました。
歯科衛生学科1年生はスウィーツファクトリー様のケーキや焼き菓子の販売をしました。学内では茶色のケーキ箱を持った学生をたくさん見かけました。
専攻科応用生命科学専攻は研究発表のパネルを展示しました。空間をゆったり取って、一枚ずつじっくり見て回れるようにしました。
臨床検査学科1年生はこじゃんとはたら来家さかわ様のパンの販売をしました。キューブ型のかわいいパンは飛ぶように売れていました。
管理栄養学科1年生はわかくさ共同作業所様のクッキーを販売しました。
レジコーナー周りのカラフルな装飾も学生が準備しました。
管理栄養学科2年生は就労支援センターらいふ様のクッキーを販売しました。製作したオリジナルのチラシと一緒に記念写真をパチリ。
管理栄養学科3年生は映画「いただきます2」を上映しました。上映は1回でしたが、集まった学生が熱心にスクリーンを見つめている姿が印象的でした。
写真部は撮りためた作品の中から写真を展示したりプロジェクターで映像を流したりしました。照明にもこだわって、癒しの空間ができていました。
6号館の様子
看護学科は学年全体で協力して販売をしました。6号館入り口ではあおぞら 蒼空舎様のジャムやジュースが並び、パラソルの下は賑わいを見せていました。
6号館の2階でははばたき共同作業所様の生・干ししいたけの販売をしました。美味しいという前評判の通り、一番の売れ筋・生しいたけはすぐに売り切れていました。
2階の奥の部屋ではさんかく広場様のパンやクッキー、パウンドケーキの販売をしました。品物の種類が豊富で、常に行列ができていました。
専攻科地域看護学専攻は専攻科の説明をしたり、国家試験に向けての勉強の仕方を看護を学ぶ後輩たちにアドバイスしました。
閉会式
学園祭のフィナーレは閉会式です。副学長のご挨拶と、特に頑張ってくれた執行部のみなさんへのねぎらいの言葉がかけられました。最後に、学園祭実行委員長の閉会の言葉をもって、今年度の学園祭が終了しました。
いまだコロナ禍下にあって、学園祭を見たことがない学生たちにとっては全くの手探りの状態から始まりましたが、仕入れた品物も無事に完売し、これまでにない達成感を感じることができたのではないでしょうか。