学園祭執行部委員長 川田 優佳

 例年執行部が中心となり開催している学園祭『天神祭』は、新型コロナウィルス感染症の影響から昨年に引き続き、今年も中止となってしまいました。そこで私たちは何か他に出来る活動はないかと考え、リレー・フォー・ライフ・ジャパン2021高知に参加をしてきました。

 リレー・フォー・ライフはがんをもっと多くの人に知ってもらい、がんと闘う人たちのためにがん征圧への願いを新たに絆を深め合うため、現在では世界30ヵ国で開催されています。

 会場の人たちとグラウンドを歩き回るリレーウォークでは、夜になるとそれぞれの思いが込もったメッセージが書かれたルミナリエバッグが点灯され、とても綺麗にライトアップされます。がんで亡くなった人々を偲び追悼する、またがんと闘う人を応援するなどの思いが込められた美しい催しでした。

 今回、私たちは将来命に携わる仕事に就く身としてリレー・フォー・ライフに参加しました。そして、がんだけでなく病気と闘う人たちが生きていくためには、私たち周囲の者が助けとならなければならないこと、病気について様々なことを知り理解を深めることが大切になることなど学ぶことがたくさんありました。私たちはリレー・フォー・ライフで学んだことを将来に生かし、これからも様々なことに関心をもって理解を深め、学び続けなければならないと決意を新たにしました。

リレー・フォー・ライフin高知実行委員長
兼 
高知学園大学 
健康科学部 管理栄養学科教授
松浦 喜美夫より開会の挨拶
集合時に降っていた雨も、リレーウォーク開始時には上がり応援されているかのような青空になっていました。
リレーウォーク中の施行部の様子