看護学科3年生は、JICAで長年活動されてきた早稲田大学招聘研究員の小野由美子先生にご尽力いただき、アフガニスタン、ミャンマー、ブラジル、ルワンダの現地の方々とZoomでつながり、COVID-19が世界の人々の生活や健康問題にどのような影響を与えているのかを学ぶ機会をいただきました。

学生たちはその国の特徴や人々の生活の状況について説明を受けながら、文化の違いや経済の違い等、様々な差異や格差が人々の感染予防行動やその国の感染予防施策に大きく影響を及ぼしていることを学びました。特に、貧困層や子どもなどの社会的弱者に与える影響ははかり知れず、COVID-19感染収束後も元の生活には戻れないであろう深刻な状況が世界各国で起こっていることを知りました。今、世界中がCOVID-19感染拡大禍にありながら、そこで起こっている問題の性質や程度は全く違うということを理解しました。

途上国では、COVID-19感染拡大以前から健康にまつわる問題が様々あり、今回の世界的なCOVID-19感染拡大によってその問題がさらに大きく浮き彫りになったことや、そこには世界の国々が協力し合う国際支援が必要であることを学びました。

学生たちは自分たちにできることは何かを考え、ルワンダの状況についてお話をうかがった永遠瑠マリールイズさんが理事長を務めている「NPO法人 ルワンダの教育を考える会」へのコロナ緊急募金を行いました。

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